波動修正で世界平和は可能なのか


ここで扱う「世界平和」とは、「固定された客観的現実」ではなく、自分自身の世界線上において観測される、「体験としての世界」です。

したがいまして、ここで述べる「世界平和」は(理論上は)絵空事ではありません。

多世界解釈やパラレルワールド(並行宇宙)、シミュレーション仮説、さらには哲学や仏教思想に通底する認識論的世界観を──拙いながらも自分なりの理解の範囲で、作業土台として採用しています。


そのため、再現実験による検証も、歴史“if”との比較も原理的に成立しません。

しかしそれは同時に、「あなたが体験する世界」は常に書き換え可能である──というもう一つの希望の裏返しでもあります。

仮に将来、この文章を読むあなたが、政治的に困難な世界線のただ中にいるとするならば、それは、このアプローチを整理しきれなかった未熟な私と、それでもなお厳しい世界を生きざるをえなかったあなたのいる世界線です。


他の世界線では、同じあなたが静穏な日常を送り、このアプローチへの確信をいっそう深めてる私がいるのかもしれません。

この観点こそが、アウターフィールドにおける「現実の可変性」の根幹思想です。

ここまで来ると、もはや完全に「信じるか信じないかはあなた次第」の領域に踏み込むことになります。

正直なところ、ここ(世界平和)まで書くかどうかは迷いました。読む方によっては、確実に“トンデモ”と映るだろうという自覚、ないしは覚悟もあります。

それでもなお書いたのは、評価への恐れよりも、本文を単にプロモーションではなく、包み隠さぬ「現地点の記録」としても残したかったからです。

そして、見えない領域を扱う者にとっての唯一の生命線は、可能な限り正直であること──すなわち、思考を開示し続けること──だとも、私は信じています。

それでもなお、この理念に共鳴を感じ、実践と体験を求められる方がいらっしゃるなら──
私は、可能な限りの理論的誠実さをもって、そのご依頼に応じます。

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この記事を書いた人

Decoder/ Rebuilder/ 波動修正22年

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