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波動調整&修正──Resonance Design がアプローチする2つの《場》

「世界は何で出来ているのか」──この問いに、もし一言で答えるとするならば、それは“情報”であるといえるかもしれません。

ResonanceDesign では、人が本来は備えている≪情報を書き換える力≫を最大限まで、より高い解像度でサポートすることを目的としています。

ここでは、大きく分けて以下2つの場(field)を扱います──

  1. インナーフィールド(身体/生命場/内部)
  2. アウターフィールド(感情/事象/外部)

要望や目的に応じてどちらか一方、もしくは交互でも構いませんし、両方を同時に扱うこともできます。同時に扱う場合、双方のフィールド調整(修正)が特に相補的に働きます。

前者(1)は施術や補完医療が扱う身体寄りの領域であり、後者(2)は運気や環境変容(いわゆる“引き寄せ”)などの現象領域です。

ResonanceDesignでは、その両者を横断的・相互補完的に取り扱います。

波動測定 波動調整 波動開運 波動リーディング
目次

インナーフィールド(身体/生命場/内部情報場)

一つは、波動療法が伝統的に扱ってきた生命場(life field/bio field )へのアプローチです。生命場とは、物理的肉体とは異なる振動数帯(異なる階層)にあり、かつ、それと重なり合って存在する見えないカラダです。

見えないカラダは幾層にも重なり、互いに浸食しあう

あくまで私個人の定義において、生命場とは単なるエネルギー体ではなく、脳内モデルをも含む情報ホログラムであると考えています

それは、術者も本人もアクセス可能な領域であり、かつ意識と身体の境界が相互に侵食し合う“共有可能な場”です。

つまり、生命場とは、意識と身体のあいだで揺らぎながら平衡する交差場です。

私たちの意識と肉体は、常にその境界を相互に溶かし合いながら、《ひとつの場》を動的に形成し続けています。

洋の東西を問わず古より、この「見えないカラダ」こそが生命の鋳型であり、基盤であり、より本質に近い実体であるという考えがあります。

磁石を置けば、その周りには目に見えない磁界が生まれます。そこに砂鉄をばら撒けば、磁界の形が浮かび上がります。これがフィールド≪field≫です。生命場とは、生命を司るフィールドにほかなりません。

磁界 生命場
磁石の周りには目に見えない磁界がある

砂鉄が物理的な肉体だとすれば、生命の本質とは砂鉄のほうでなく、磁界(生命場)のほうであるというのが、“見えないカラダ”に対する古今東西の認識です。

ゼリーの鋳型(生命場)が歪んでいれば、出来上がるゼリー(肉体)も歪みます。うさぎゼリーの鋳型の耳が欠けていたら、出来上がるうさぎゼリーの耳はずっと欠けたままですよね。

遺伝子工学や分子生物学とは真っ向から対立しそうな体系ですが、これは単に「どの階層で観察するか」という視点の問題であり、両者は矛盾しません。どちらも尊重します。

つまり、「肉体を整えるには、まず鋳型=生命場のゆがみを修正する必要がある」というのが、多くの伝統医学における共通認識です。

そしてそこ(生命場)に働きかけようとするのが、波動療法です。神智学でいうエーテル、東洋思想でいう氣(qi)、ヴェーダ哲学でいうプラーナ(prāṇa)、レイキヒーリングでいう霊氣(rei-ki)にも通じる概念です。

ResonanceDesign では、まず全身約180項目を起点に、エネルギーの偏りや滞りを一つ一つ丹念に読み取り、そこからご本人の希望や状態に応じて、300〜500項目ほどを深く読み解きます。

ラジオニクスやMRAなどのアナログ式波動リーディングは、全身項目/栄養バランス/食品相性などを短時間で膨大にスクリーニングするのは不得手ですが、個人の要望に深く特化した波動調整(修正)を得意としています。つまり、(どうなりたいかという)リクエストありきで、その本領を発揮します。

最終的に、それらエネルギー的な停滞や偏りを中和(調整)する振動パターンを割り出し、水に転写します。

その水(波動水)を50〜100倍で希釈し、小まめに飲用(1〜2ヶ月分)することで、生命場レベルから物理的肉体に働きかけます。

波動リーディングで取り扱う身体部位はすべて情報場であり、その停滞や偏りです。
したがって、本アプローチは病気の診断や治療ではありません。病気の方に関しては、あくまで標準検査や標準治療を補完するのが目的であり、代替するものではありません。医学的な診断は治療は、必ず医療機関をご利用ください。

アウターフィールド(感情/事象/外部情報場)

インナーフィールドが内側に向かって働きかけるもの(陰)だとすれば、アウターフィールドは外側に向かって働きかけるもの(陽)です。

これは、ラジオニクス由来のアナログ波動調整の持ち味を生命場の外側まで拡張したアプローチになります。

具体的には、その方の人生に起きるイベントのベクトルや性質に変更をかけ、大難を小難に、小難を無難に、ピンチをチャンスに、失敗を成功へと導くことを目的とします。

分かりやすくいいえば、引き寄せ(もしくは回避)アシストです。よく言われる「波動上昇」「波動開運」は、このカテゴリに属します。

ただし、ResonanceDesign が提供するものは、ただやみくもに「波動を上げます」「運気を上げます」というのとは少し違います。

具体性(解像度)がすべて


具体像の精度(鮮明なイメージ)こそが、アウターフィールド修正の成否を根本から左右します。

そのため、術者とクライアントのあいだで「何を」「どのように」変容させたいのか、その輪郭をどこまで一致させられるかが、作業の骨子となります。

どこまで解像できるか

解像度の低い願望が波動的な“像(=相)”を立ち上げにくい点は、《引き寄せ(ポジティブなイメージを強く思い描くこと)》と同じです。

これは、個人がビジュアライゼーション(可視化)やアファメーション(宣言)を用いて《引き寄せ》を行うプロセスに、極めて近い構造です。

受像、結像、現象(具現)化

この“完成像”を、術者とクライアントの双方が共有し、その像(相)を波動的に構築したうえで蒸留水に転写し、希釈飲用します。

その像が、まずクライアントの内部で受像され、ついで外界で結像し、最後に現象化(具現化)への力が働き始めます。

この一連の工程は、《引き寄せ》の外部化(アウトソーシング)と捉えることもできます。

したがって「お金持ちになりたい」などの曖昧で漠然としたイメージだと、結像の難易度は跳ね上がります。

《引き寄せ》との違い(減算が主軸)

波動修正の本質は“足し算”ではありません。

波動ノイズを消す(キャンセル)が主役で、加える(増幅)は従です。

その点が、個人が行う《引き寄せ》とは異なり、同時に個人の引き寄せを最適化させる強力な補助となります。

一般的な《引き寄せ》メソッドは「ありたい姿」を強くイメージすること(波長の増幅)が主軸になります。

それに対し、波動修正が担う《引き寄せのアシスト》は、不要な波の“キャンセル”が基盤であり、事実上の大部分を占めます。

ネガティヴな感情・事象の波動を除去した結果として、ポジティブな像が自然と浮上するというかたちです。

“ノイズ”の除去作業を外部(術者)に委ねることにより、本人の可視化や具現化の純度を引き上げるからです。

内部ノイズを波動修正によって整えることが、外界での“結像”の前提になります

アウターフィールド・アプローチは、粘土細工のような加工的造形というよりも、余剰をそぎ落として本質だけを立ち上げる彫刻に近いイメージです。

「創り出す」ではなく、「削り出す」

これは著述家リン・マクタガートが述べる「ゼロ・ポイント・フィールド」、すなわち“すべての波が干渉によって互いを打ち消しあい、純粋な零(ゼロ)へ近づく静寂の状態”にも通じます。

そこで初めて、クライアント自身が僅かに描く具体像──内部シナプスの発火──が、外側の空間へ静かに波及していきます。

意識と物理を架橋した碩学、イツァク・ベントフは、想念を「ニューロンの発火として立ち上がるエネルギー」と定義し、散漫な思考は拡散減衰してしまうが、集中されたコヒーレントな想念は対象へ確実に影響を与えると述べています(ベントフ,1987)。

《アウターフィールドの具体事例》対人関係の緊張・摩擦/傷病平癒(抑制感情の修正)/縁切り(関係性の解除)/結婚・良縁(抑制感情・機会の増幅)/子宝(心身の最適化)/トラウマ(フラッシュバック抑制)/交通や移動にまつわる偶発事象(除去・抑制)/就労・学習環境(解釈や評価の最適化)/集中・記憶・判断(大脳フィールドの最適化)/世界平和(各人が観測・体験する世界線)

具体事例の詳細については別稿に譲りますが、いずれの領域であれ、根本で問われるのは、術者がそのフィールドの構造をどれほど深く理解しているか──そして、ご依頼者の潜在ポテンシャル(運/縁/才能/努力/想い)

成否を分けるものは、この2つの変数の掛け算です。

(※1)心身相関の観点から、「感情もインナーフィールドに入れるべきでは?」とのご意見も理解します。ただ、個人的な見解として、心身相関は通常の生命場調整(つまり“脳やホルモン”)の範囲内でカバーできるものと考えております。

(※2)キャンセルとは、波形の山と谷を重ね合わせ、振幅をゼロへと戻そうとするプロセスを指します。ただし、ここでいうキャンセルとは外的な物理操作ではなく、術者の意識場における(楽器の調律にも似た)内部プロトコルです。

destructive interference 波動干渉 波動の破壊干渉 波動キャンセル
山に谷を重ねると振幅は減少する。山と谷が同じ大きさなら、振幅はゼロ。

──怒りの波動があるから怒るような事象を引き寄せ、不満の波動があるから不満を感じる事象を引き寄せる──

「思考が“相応の現実”に共鳴し引き寄せる」という考えは、もちろん主流科学では仮説段階(もしくは検証不能)ですが、体感的に納得できる方は多いと思います。

(車の運転を急いで苛立っている時ほど、渋滞に巻き込まれ、前方車がゆっくりで、信号は常に赤信号、道を曲がりそこね、…たりしませんか?)

アウターフィールド・アプローチでは、まずは基礎として84項目のネガティブ感情を一つ一つ視ていき、その方にとってどのような感情が外的フィールドにブロックをかけているのかを検出し、修正(キャンセル)します。

ちなみに、本サイトではインナーフィールドを「波動調整」、アウターフィールドを「波動修正」と使い分けています。

ネガティヴ感情をキャンセルすると、脳の情動を司る大脳辺縁系(扁桃体など)からアプローチするのとは、また違った感覚を覚えます。

内分泌や大脳辺縁系など、生命場からのアプローチが、単純に「気分が良くなる」のに対して、感情のキャンセルがもたらすものは静謐──ノイズが削ぎ落とされた《無の境地》です。

感情のバイアスが排除された状態で湧いてくるインスピレーションは、本人にとって、平時に比べて精度の高い道標(最適解)となります。

感情修正をしたお客様には

「思ったことは実行してください」

と常々、お伝えしています。なぜなら、直感が通常より冴えているからです。

感情の修正をすると眠気を感じたり、外側からは「無表情に見える」場合があります。ただ、本人の内面はいたって静かで穏やかです。

ネガティブ事象のキャンセル

大難を少難に、小難を無難に

さて、ここまでは100年以上の歴史と伝統に支えられた“波動療法”のアプローチです。さらにそこから、ネガティヴ“事象(出来事)”のキャンセルを行います。

これに関しては少々“ぶっ飛んだ”アプローチであり、どこまで機能するかの明確なエビデンスはありません。

何故なら多くの場合、生命場×感情×事象キャンセルと縦横に調整(修正)をかけているため、果たしてどれが”特に作用したか”の検証が困難だからです。

事象のキャンセルは、あくまで体感として「何となく」と「明らかに」の間くらいの、「でも(やると)違うな」です。この部分の成否は対象の難易度にもよります。

ただ、その下支えとしての「生命場」や「感情」のキャンセルに関しては、充分な蓄積・知見があります。

したがって「ネガティヴ事象のキャンセル(消去)」や「ポジティブ事象のレゾナンス(共鳴)」は、あくまでオマケのようなものと捉えてください。

お客様にとりましてはオマケですが、こちらは大真面目に取り組んでおります。これらに関するコード群も多数取り揃えており、アウターフィールドでは、それらのキャンセル/レゾナンスを同時に行います。

ネガティヴ事象コードは、微妙なニュアンスの違いで振動の異なる複数のコードを用意しており、その中から反応(共鳴)したものをキャンセルします。

このコード(“レート”ともいう)につきましては、多くはあらかじめプリセット(付与)されたものです。また、オペレーターが物品/写真/象徴/文字列などからラジエスセシア(いずれ説明予定)を通して導き出したものもあります。

(インナーフィールドもそうですが)アウターフィールドへのアプローチでは特に、あくまでご本人の想念/運/縁/努力/才能をアシストするものであり、必ずしも結果の確約はできませぬ旨はくれぐれもご理解ください。

ただ一つ言えることは、(波動水を)飲まないよりは飲んだほうが、少なくとも格段に有意であるということは、長年にわたる多くの方からのフィードバックから確信しています。

アウターフィールドにおいては、感情キャンセルと事象操作がメインですが、脳(認知/情動)と1〜2箇所の該当する生命場の調整は行います。

ミックスフィールド(インナー&アウター)

生命場の調整(インナーフィールド)と、外部情報場(アウターフィールド)を同時に扱うミックスフィールド・アプローチは相補的に働きます

なぜなら、インナーフィールド(身体/生命場)とアウターフィールド(感情/環境/出来事)は、常に双方向のフィードバックが存在するためです。


健全なる精神は、健全なる肉体に宿る── A sound mind dwells in a sound body.

学生時代に見慣れたこの構文には

外側の状況(アウターフィールド)の前提には、まず内側(インナーフィールド)の中立性が必要である

という洞察が垣間見えます。

さらに、多くの伝統医術や哲学では「人生に現れる出来事そのものが身体の延長である」という前提が共有されています。いわゆる“内修外化”の思想です。

中国の陰陽五行説では、五臓の偏りが六腑を介して外界に投影され、運勢や出来事の質として現れると考えられてきました。

つまり、内側の変調は必ず外界の“像”となって現れる、という理解です。

五臓の偏りが六腑を介して外界に投影される

古代インドのヴェーダ体系でも、対人関係や自己のあり方は身体性──とりわけ内分泌腺や神経叢(チャクラ)──と不可分だとされます。(※外界が身体の投影である可能性については、文末に考察リンクを付しています。)

いずれの古代思想も、身体と出来事を別物とは見做さず、境界なき連続体として捉えていました。

なお、この「身体=出来事の投影」という構造は、現代の身体心理学や神経科学でも一部裏づけが進んでおり、ストレス反応系(HPA軸)や自律神経の偏りが、対人反応や選択行動に影響することで知られています。

このように、古代思想が直観していた構造を、現代科学が別の入口から説明しつつある点は注目に値します。

それでは、次にミックスフィールドの代表的な具体事例をいくつか提示しながら、そのプロセスをご紹介します。

ミックスフィールドの具体事例

いかに「身体の外側で起きている」ようなことでも、身体から切り離して捉えることはできないというのが、ミックスフィールド・アプローチの中核的な思想です。

波動療法の歴史を振り返れば、その中心軸は一貫して“生命場の調整”であり、“健康サポート”です。そのことは現在も変わりませんし、私自身の主軸でもあります。

だからこそ、アウターフィールドで扱われる一見オカルティックにも見える内容でさえ、インナーフィールド=生命場の調整を前提とすると、それが“根拠なき魔法”ではなく、工程が可視化された射程圏内として見えてきます。

対人関係の緊張・摩擦

たとえば《対人関係》であれば、まずアウターフィールドの側で「摩擦」「緊張」「疎外感」「ストレス」など、事象を悪化させる内的反応をキャンセルします。

そのうえで、相手から向けられる「支配」「操作」「尊大さ」などの干渉波動を共鳴解除し、関係性のニュートラル方向への変容を促します。

ただしその大前提として、脳神経の生命場──恐れを司る領域、評価・判断の中心(ニュートラルな認知解釈)、そしてストレス耐性の(副腎など)──が整っていなければ、どれほど外側を修正しても変容は安定しません。

傷病平癒(抑制感情の解除)

《傷病平癒》のように一見インナーフィールドだけで完結しそうな領域でさえ、アウターフィールドの調整が一定の意味を持ちます。

「病は気から」の“気”を、生命エネルギーとしての「氣」と、心理的エネルギーとしての「気持ち」の両義性で解釈するなら、ネガティヴ感情の除去もまた、治癒における最低限の装備だと言えます。

ミックスフィールドでは、まず生命場の調整を“下処理”として整え、その上にネガティヴ感情の解除や「平癒」「治癒」「寛解」といった振動パターンを重ねます。下地と仕上げの両輪が揃うことで、プロセスは初めて完成します。

子宝・授かり(心身での最適化)

《子宝(授かり)》ではさらにインナーフィールドの比重が大きくなり、精巣・卵巣などの性腺、子宮内膜、甲状腺など内分泌など生命場の調整が、絶対的な中心軸になります。

このように、対象によってインナーとアウターの比重は異なるものの、双方から同時にアプローチすることにより両者のアドバンテージを同時に享受できるのがミックスフィールド・アプローチの醍醐味です。

内側と外側を別々の層として扱うのではなく、“ひとつの連続体”として捉える、いわばバウンダリー・アート(境界技法)と呼べるのかもしれません。

最後に

ここまで長文を読み進めてくださり、心から感謝いたします。

本文を通じ、おそらく人によっては“理解不能”と映るであろうことも含め、現在地点でのコンセプトを率直にお伝えしました。

目に見えない領域を扱う者ほど、誠実さと透明性が唯一の生命線になります。これは私自身が常に自戒していることでもあります。

また、波動調整・修正は何十人、何百人と向き合えるものではなく、一日に向き合える人数にも限りがあります。

市場の大半が気づかない価値──時間をかけて育てられた米や、丁寧に発酵させた調味料など──を、日常の中でそっと、ごく当たり前に選び取る方々がいます。

そうした“感性の帯域”に近いところで、波動修正もまた自然に溶け込み、必要な方へと届いていけばと思っております。

だからこそ、このように特異なコンセプトを率直に開示し、言葉を介さずとも共有できる方との対話を大切にしたいと考えています。

波動療法とは、お一人お一人の人生の節目に寄り添い、長きに渡って信頼関係を築くものです。これから出会う方々とのご縁を、心より楽しみにしております

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この記事を書いた人

Decoder/ Rebuilder/ 波動修正22年

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